台風14号【2020】チャンホンの名前の意味は？誰が決めるの？

現在発生している台風14号
この台風の名前がチャンホンなんですが

なぜこんな名前なの？
だれが付けたの？
チャンホンってどういう意味？

と疑問に思ったので、台風の名前の付け方、誰がどうやって決めるのかについて調査しました！

1、2020年台風14号の名前は？

2020年台風14号の名前はチャンホンです。
ちなみに台風13号の名前はクジラ

なぜこんなかわいい名前なのでしょうか。
ネットではこんな声が。

台風14号の名前、チャンポンと思ったらチャンホンだった。

— 御子柴流歌 (@ruka_mikoshiba) October 9, 2020

台風の名前は台風委員会によって決定されます。

台風委員会には台風の影響を直接受けやすい東アジアの国をメインにアメリカなど含め14カ国が加盟しています。

そしてこの14カ国がそれぞれ10個の名前を用意しています。
なので全部合わせて140個の名前が用意されているということになります。

そしてこの名前を台風が発生した順に付けているんです。

ちなみに号数は、毎年1月1日から早く発生した台風から1号と名付け、その後発生した順番に号数をつけていきます。

今回は14号なので、今年に入って14個目の台風ということです。

台風14号チャンホンはラオスが用意した名前です。

チャンホンは木の名前で、白檀(びゃくだん)を意味します。
よくサンダルウッドという名前を聞きませんか？
これは白檀の香りです
いい匂いですよね〜
この香りが好きな人多いのではないでしょうか、

ところで、どうして台風に名前をつけるのでしょうか？
14号だけでいいのでは？と思いませんか？

名前をつける理由として2つあります。

【　名前を付ける意味　】
①アジアの国の固有の名前をつけることで、お互いの文化を尊重し理解を深め、国同士の連携を強める

②アジアの人々にとってなじみのある言葉をつけることで、関心を持ってもらい防災意識を高める意

なるほど〜
たしかに、チャンホンやクジラと聞くとなんだか気になりますし、身近に感じることで防災の意識も高まる気がしますね！

日本が用意している名前は10個とも星座の名前です。

こちらがその10個です

・テンビン・ヤギ・ウサギ・カジキ・カンムリ・クジラ・コグマ・コンパス・トカゲ・ハト

てんびん座ややぎ座はおなじみの星座ですが、クジラ座やハト座があるのは知りませんでした。
色んな星座がありますね。

星座の名前にする理由は、個人の名前や地名などではないので利害関係が生まれにくい、また多くの人にとって身近な存在だからだそうです。

またアルファベット9文字以内で発音が難しくないものが選ばれています。

以上、台風の名前の付け方、誰が決めるのかについて書かせて頂きました。

まとめ
・台風の名前は台風委員会が決める
・名前は14カ国がそれぞれ10個用意した、合計140個の名前候補から順番に付けていく
・台風14号のチャンホンはラオスがつけた白檀という意味
・台風に名前をつける意味は国同士が連携を強めまた、防災意識を高めるため
・日本が用意している名前は全て星座の名前

以上です。
ここまでご覧頂きありがとうございました！